ベトナムの祝日

ベトナムの祝日

5月5日“子供の日”
2月11日“建国記念日”
4月29日”昭和の日“

このように日本では
国民の祝日がいっぱいありますよね。

同じようにベトナムにも国民の祝日があります。
これからhaohaoがベトナムの国民の祝日についてご紹介します。

【お正月】1月1日

世界中でお正月は祝日のように
ベトナムでも1月1日は全国民がお休みとなります。

【旧正月】1月下旬〜2月中旬

勤めの人や学生は1週間(平日5日間と週末の2日間)
お休みとなります。

旧正月はテトと呼ばれています。
テト(旧暦の12月30日から1月5日)は
ベトナム人にとって特別で、
とても賑やかに盛り上がります。

その1週間の間に、
ベトナムでは色々なことが行われます。

習慣や文化が気になる方は、
是非こちらを見てみてくださいね。

▼ベトナムの習慣や文化(前編)
http://haohao-tokyo.com/2020/11/18/vietnamculture/

▼ベトナムの習慣や文化(後編)
http://haohao-tokyo.com/2020/11/19/vietnamcustomculture/


【雄王記念日】4月(旧暦の3月10日)

ベトナム国家の始まりであり
ベトナム最初の王である雄(フン)王の命日が
2007年から祝日となりました。
*雄王は日本で例えると
神武天皇のような存在です。

国には独自の起源や伝説が
言い伝えられていますよね。

雄王の伝説について

ここからはベトナムに言い伝えられている
雄王の伝説についてご紹介します。

龍神の子として生まれたラック・ロン・クアンが
仙人の子であるオウ・コーを娶(めと)りました。

2人の間に卵が100個生まれ、
100人の男の子がかえりましたが、
龍と仙人の子は水と火のように相容れない関係のため
2人は別れました。

50人の子は母のオウ・コーと一緒に山へ、
50人の子は父のラック・ロン・クアンに付いて海へ帰りました。

その後に100人の子の中の長男がフン王として
ベトナム国家を建国し、18世代にもわたり、
ベトナムの基盤や文化・伝統を作りました。

命日である3月10日(旧暦)には、
国民がベトナム北東部のフート省にある
お寺に集まり敬意と感謝を表します。

▼写真はホーチンミンの統一会堂

【南部解放記念日】4月30日

1975年の4月30日に、第二次世界大戦以降
長い間、南北に分かれていたベトナムが解放されて、
完全に独立(統一)し、
1976年には正式に『ベトナム社会主義共和国』になりました。

それをきっかけに毎年4月30日は国民の祝日となりました。

【国際的労働者の日(メーデー)】5月1日

世界中の労働者の日と同様、毎年5月1日はベトナムでも祝日です。
労働者の環境改善のための日として機能している、
社会的に重要な意味合いを持った記念日です。

【建国記念日(独立記念日)】9月2日

ベトナムの偉人“ホー・チ・ミン”が独立宣言を発表し、
ベトナム民主共和国が成立した日です。

ホー・チ・ミンは、ベトナムのお金に
顔が印刷されるほどの偉人です。

そして9月2日はホー・チ・ミンの命日でもあります。
当日は通りや路地を明るく照らすように
国旗がたくさんの場所で飾られます。

この祝日は2020年までは1日でしたが
2021年からは2日間になります。

祝日ではないベトナムの記念日

5月19日“ホー・チ・ミンの誕生日”
6月1日“子供の日”
10月20日“ベトナムの女性の日”
11月20日“ベトナムの教師の日”

ベトナムでは祝日とは別にこのような記念日があり
それぞれの日に行事はあるものの、
ベトナムは他国に比べて、土日以外の祝日が少ない国です。

だからこそ、1週間前後の大型連休となるテト(旧正月)は、
国民にとって特別な祝日になっています。

未分類