ベトナムの家や会社の入り口に祭壇があるのはなぜ?

ベトナムの家や会社の入り口に祭壇があるのはなぜ?

『富神の信念』は現在ベトナムで最も人気のある信仰です。
富の神様は会社・家族・お店などに『お金・富・幸運』をもたらす神様と信じられています。

ベトナムに行くと『富神の祭壇』がよく見られます。
富神様に向けて「多くの利益と繁栄を授けてください」と祈りをこめて祭壇を設置します。

ベトナムでは、富神の祭壇を置くことで商売が繁盛し、お祈りすることでお金と幸運がやってくると言い伝えられています。

富神の祭壇の作り

・木のテーブル

【富神の位牌】
位牌は中国語で書かれていることが一般的。
運を高める効果があると言われています。

【土地神の像と富神の像】
通常は磁気で作っており、隣り合わせで配置されています。

【米・塩・水3つの瓶】
こちらは生活必需品で、祭壇に置くことで繁栄のために縁起が良いとされています。

【3つお椀】
天国・地球・人間を表して3つお椀をおきます。

【ヒキガエルの石像】
所有者のお金の番人という役割があります。

併せて花瓶とフルーツ5種類を供えますが、人によっては風水グッズ
を置く人がいます。

富神と土地神の祭壇の場所

商売繁盛・家族幸運を願い、家や会社で富神の祭壇が入口(一階の隅)に配置されます。
ベトナム人はこの祭壇の周りをとにかく清潔に保っています。

初めてベトナムの会社や家に足を踏み入れた方は、床に置いてある祭壇にビックリするかもしれませんが、驚かないでくださいね(笑)

未分類