ベトナムの習慣や文化(後編)

ベトナムの習慣や文化(後編)

前編はいかがでしたか??
ベトナムの年末年始は同じアジア圏なので、
日本と似ている部分もありました。

さて、これから後編スタートです!
気持ち良い新年をスタートするために、
ベトナムでは文化や習慣が沢山あります!

よりベトナムの文化に触れていきましょう!

●お墓参り

日本ではお盆に家族が集まって、
お墓参りをするのが一般的ですよね。

ベトナムでは
「テト(正月)」を迎える前(つまり年末)に、
お墓参りをするのが習慣です。

正月を迎える前に家族みんなで、
先祖や親戚のお墓をキレイにします。

親戚で集まった際はみんなで昔のことや思い出話をします。
そうすることが家族(先祖)孝行と言われています。

●仏壇に線香をあげて家族で食事

ベトナムでは年末の30日の午後に、
家族全員で食事を作って食べることが習慣です。

ご飯を作り、仏壇に線香をあげて、
家族全員で先祖と一緒に新年お祝いするように、
みんなで食事をします。

新年を迎える前の大事な習慣です。

●新芽を摘んで幸運を祈る

大晦日から元旦にかけて
「新芽を少し摘んで幸福や繁栄を授かる」
という考え方があります。

新芽の枝を持ち帰り、
新年の幸せをお祈りします。

●その年の家族の運が決まる最初の訪問者

ベトナムでは、新年の最初に訪問してくる人が、
その年の家族の1年間の運が決まると信じられています。

新年最初の来客者は非常に重要とされていて、
最初の来客者を予め決めておきます。

例えば、家族に対して優しく愛のある方や
家族を明るくしてくれる存在など、
幸せが訪れると思う人を招待する文化があります。

●新年の挨拶とお年玉

この文化は、日本に近しいですね。
家族や親戚が集まり
「明けましておめでとう」
と挨拶をして一年が始まります。

家族で祖父母や親戚の家に行き、
長寿や健康を祈念します。

祖父母は孫に対して、、
「今年も健康で素直に勉強頑張ってね」
という気持ちを込めてお年玉をあげます。

家族で一年の健康を願い、
気持ちの良い新年をスタートします。

●書道家からの言葉を飾る

ベトナムでは新年の2日以降、
幸せを願い、お参りに行きます。

書道家に直筆の言葉をいただき、
それを家に飾る文化があります。

「自分の願いが叶うように」という意味を込めて
家の中でもお祈りをします。

●初詣に行く

ベトナムの生活や文化には
新年にお寺に初詣に行くことで、
「祈願が実現できる」という考え方があります。

お寺に行き、仏様やご先祖様に
感謝と敬意をお伝えしつつ、
新年の健康や多幸をお祈りします。

いかがでしたか?

前編・後編を読んでみると、
意外にも日本に近しい文化がたくさんありましたね。

一方で、ベトナムならではの文化もあり
新鮮で非常に興味深いですよね。

ベトナムの年末年始は
家族の絆を感じるための文化や習慣が沢山あります!

年末は家族みんなでご飯を作り、
年始を先祖様も一緒に祝うなど、
とても親族を大切にしていますよね!

実際に現地で体感してみるのもおすすめです。

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